あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます、西澤です。

今年の干支は「酉」ですね。

さて、受験生の皆さんは正月休暇返上で受験勉強に励んでいることと思います。あと少しです。

最後までしっかり学習していきましょう。

私、西澤が応援しています。

今月も柔整理論から5問出題致します。お試しください。

問題1 25歳の男性。スキーで急斜面を滑走中にバランスを崩して転倒し、側頭部と肩で着地した。その際、首が捻る  ように伸ばされ、受傷直後から肩の挙上、肘の屈曲や手指が動かせなくなった。

側頸部から鎖骨上窩の腫脹と疼痛、 眼瞼下垂、眼裂狭小、瞳孔縮小を認める。

この病態で考えられるのはどれか。

1. 感覚障害部位は上腕近位外側と前腕外側である。

2. 感覚障害部位は前腕と手の尺側で ある。

3. 神経根の引き抜き損傷である。

4. 胸鎖乳突筋と僧帽筋の麻痺もみられる。

問題2 16歳の男子。柔道歴6年。高等学校の柔道部に所属している。2か月前 から背負い投げをかける際に腰に痛みを感じたが放置していた。3日前から痛みが強くなり来所した。

近医を紹介しCT検査を受けたところ、第5腰椎の椎弓の部分で骨の連続性が 断たれており、椎体と椎弓が離れている所見を認めた。

この疾患で誤っているのはどれか。

1. 体幹の後屈にて疼痛が出現する。

2. 疲労骨折である。

3. 変形性脊椎症を合併する。

第5腰椎に好発する。

問題3 16歳の男子。野球部に所属し  ポジションは投手である。2週間前から 投球時に肩後方部に疼痛と脱力感を感じるようになり来所した。

投球のコッキング期からフォロース ルー期に疼痛と脱力感があり、肩関節 後方に圧痛を認める。患側の内旋可動域は健側に比べ減少していた。

この傷害に関係ないのはどれか。

1. 大円筋

2. 小円筋

3. 棘下筋

上腕骨内側縁

問題4 55歳の女性。右の殿部や大腿部に疼痛を訴え来所した。

ケンプ(Kemp)テスト、SLRテスト、  ニュートン(Newton)テストなどは陰性。背臥位にて検査側の足を反対側の膝に乗せると疼痛が増強した。

最も考えられるものはどれか。

1. 梨状筋症候群

2. 腰部椎間板ヘルニア

3. 仙腸関節炎

4. 変形性股関節症

問題5 骨折で異常可動性を証明しやすいのはどれか。2つ選べ。

1. 圧迫骨折

2. 捻転骨折

3. 横骨折

4. 陥凹骨折

問題1 【解答】  【柔理】p.174,175        

受傷機転と症状「肩の挙上、肘の屈曲や手指が動かせなくなった」ことから外傷性腕神経叢麻痺の全型を想定し、ホルネル 兆候(眼瞼下垂、眼裂狭小、瞳孔縮小)を認めることから神経根の引き抜き損傷と考える。

問題2 【解答】  【柔理】p.182          

患者は分離症であり、運動歴や年齢からみて、高齢者に多い 変形性脊椎症を認めることは極めて低い。

問題3 【解答】  【柔理】p.292          

本疾患はベネット損傷が疑われる。

ベネット損傷は、野球歴の長い、とくに投球動作の多い投手などのポジションに多くみられる。症状は投球相のコッキング期~フォロースルー期にかけての肩後方部の疼痛と脱力感、肩 後方部の圧痛、可動域制限(内旋)、セカンドポジションでの 外旋時に肩後方部での疼痛が挙げられる。関節窩後方部での 骨棘形成、クアドリラテラルスペース(後方四角腔)における 絞扼障害が要因と考えられている。

参考 クアドリラレラルスペースは大円筋、小円筋、上腕骨内側縁、上腕三頭筋長頭で形成され、スペース内を腋窩神経が走行する絞扼部位である。

問題4 【解答】  【柔理】p.387,435        

上記の検査方法はパトリック(Patrick)テストによる股関節 疾患と坐骨神経痛との鑑別方法である。

ケンプ(Kemp)テストとSLRテストは椎間板ヘルニアに対する検査、ニュートン(Newton)テストは仙腸関節疾患に対する検査である。

梨状筋は股関節外旋筋のため、内旋位で疼痛がみられやすい。

問題5 【解答】  【柔理】p.32         

異常可動性(異常運動)は長骨の完全骨折などに認める。不全 骨折では骨の連絡を保っているため、可動性を証明しにくい。また関節付近などでは関節運動との判別がしにくく、判別は 困難である。

柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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