おはようございます、西澤です。
7月30日(土)から土曜講習会を実施していきます。科目は「解剖学」「生理学」です。
体験授業が6月25日(土)7月2日(土)に行います。「解剖学」「生理学」は重要な科目です。是非ご参加ください。
ご相談等ある方はお気軽にご連絡ください。
今週の模試問題「解剖学」3問
問題1 唾液腺で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.舌下腺は舌咽神経支配である。
2.顎下腺は顔面神経支配である。
3.舌下腺は粘液腺である。
4.舌下腺は純漿液腺である。
問題2 肝臓に存在しないのはどれか。
1.ディッセ腔
2.クッパー細胞
3.グリソン鞘
4.ボタロー管
問題3 気管で正しいのはどれか。
1.咽頭に続く。
2.胸骨角の高さから始まる。
3.周囲を輪状の軟骨が覆っている。
4.第4〜5胸椎の高さで気管支に分岐する。
問題1【解答】 2,4 【解剖】p160、242-244
【解】唾液腺は小唾液腺と大唾液腺に大別され、分泌物の性状により漿液腺、粘液腺、そしてそれら2つを含む混合腺の3つに区分される。大唾液腺には舌下腺、顎下腺、耳下腺の3つがあり、舌下腺、顎下腺は顔面神経支配、耳下腺は舌咽神経支配により支配される。また、舌下腺、顎下腺は混合腺、耳下腺は漿液腺のみ(純漿液腺)である。
問題2【解答】 4 【解剖】p171-173
【解】ボタロー管は、胎児循環において肺動脈と大動脈を結ぶ動脈である。肺を通過せずに右心室から大動脈へ向かうバイパスとなっている。
1.ディッセ腔は、類洞と肝細胞板との間にある類洞周囲隙と呼ばれる腔所のことを指す。
2.クッパー細胞は肝臓内に存在するマクロファージであり、食作用を有し生体防御にあずかる。
3.グリソン鞘は小葉間動脈・静脈、小葉間肝管が走行する血管周囲線維鞘を指す。
問題3【解答】 4 【解剖】p181、182
1.気管は喉頭に続く。
2.前方からは輪状軟骨下縁の高さ、後方からは第6頸椎の高さから始まる。
3.気管の周囲を覆う気管軟骨は馬蹄形である。
4.気管は前方からは胸骨角の高さ、後方からは第4〜5胸椎の高さで分岐する。
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