今日の問題⑲

今日の問題⑲

おはようございます、佐藤です。

本日は平成26年度「第1回ジャパン模試」の柔道整復学理論より
画像問題を2問出題致します。

【問題1】 43歳の男性。左下肢の痛みを訴え、整形外科を受診。その後拘縮後療にて来所した。当時の所見は次の通りである。
草野球の試合中、ホームベースに足からスライディングした際、滑る側の足のスパイクが地面に引っかかり下腿を捻った形で受傷した。左下腿の変形、高度に腫脹している。独歩不可。開放性骨折ではなかった。X線写真を下に示す。
この外傷で最も関係しているのはどれか。

1. 脛骨神経損傷
2. 阻血性骨壊死
3. 前方凸変形
4. 慢性骨髄炎

【問題2】 64歳の女性。自転車に乗っていて転倒した。右手の変形に気づき来所した。外観像を下に示す。問診で右手を地面に衝いて転倒したそうだが、はっきりとした受傷肢位を覚えていない。
考えられるのはどれか。2つ選べ。

1. スミス(Smith)骨折
2. コーレス(Colles)骨折
3. 掌側バートン(Barton)骨折
4. 背側バートン(Barton)骨折

【問題1 解答】 1
【解説】
右下腿骨骨幹部定型的骨折である。
1.遠位骨片端により深部動・静脈、脛骨神経を損傷、また治療中の副子などの圧迫により腓骨神経麻痺を起こすことがある。
2.阻血性骨壊死は起こしにくい。
3.前方凹の反張下腿型屈曲変形になりやすい。
4.開放性骨折では創傷感染による急性・慢性骨髄炎を起こすことがある。

【問題2 解答】 2,4
【解説】
手を地面に衝いての受傷だが、はっきりとした受傷肢位を覚えていない。外観像よりフォーク状変形が認められる。
フォーク状変形を呈するものは、コーレス骨折である。また、背側バートン骨折の場合も遠位骨片は、手根部とともに背側転位を呈するのでコーレス骨折の外観像に類似することがある。

柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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