今週の問題

今週の問題

 おはようございます、西澤です。

最近はますます寒くなりましたね。

風邪が流行る時期ですので、体調管理には十分お気をつけてください。

さて、本日も柔整理論から5問出題していきます。 

 『問題』

問題1 膝関節部の骨折で正しいのはどれか。

1. 大腿骨外顆骨折では内反膝を呈する。

2. 脛骨外顆骨折では内反膝を呈する。

3. 脛骨顆間隆起骨折は10歳前後に好発する。

4. 腓骨頭骨折は大腿骨外顆骨折に合併することが多い。

問題2 膝蓋骨骨折で正しいのはどれか。

1. 膝蓋骨脱臼に合併する際の骨折型は前額面骨折が多い。

2. 腱膜下骨折で膝関節伸展が著しく 障害される。

3. 鑑別を要する分裂膝蓋骨では安静時痛はない。

4. 脛骨神経麻痺の合併が多い。

問題3 足部が回外・外旋強制された外傷で正しいのはどれか。

1. ポット(Pott)骨折がある。

2. コットン(Cotton)骨折がある。

3. デュピュイトラン(Dupuytren)骨折がある。

4. 遠位脛腓関節は離開しない。

問題4 踵骨骨折で誤っているのはどれか。

1. 高所からの転落により発生する。

2. 関節包外骨折となることが多い。

3. ベーラー角が減少する。

4. 合併症にズデック骨萎縮がある。

問題5 足根骨骨折で正しいのはどれか。

1. 距骨骨折は体部骨折が最も多い。

2. 踵骨骨折は足根骨骨折で最も多い。

3. 距骨骨折は骨片の前方転位により ナウマン症候となる。

4. 舟状骨骨折は短腓骨筋の牽引力に より発生する。

『解説』 

問題1 【解答】  【柔理】p.341,342        

1. 大腿骨外顆骨折では外反膝を呈する。

2. 脛骨外顆骨折でも同様に外反膝を呈する。

4. 腓骨頭骨折は脛骨外顆骨折に合併することが多く、単独 骨折はまれである。

問題2 【解答】  【柔理】p.336-339        

1. 膝蓋骨脱臼に合併する場合は、膝蓋骨関節面が大腿骨顆部関節面により剪断されて生じ、骨折型は骨軟骨骨折となる。

2. 横骨折の腱膜離断完全骨折では膝関節伸展が著しく障害 されるが、腱膜下骨折では膝伸展が可能な場合もある。

3. 分裂膝蓋骨では運動中あるいは運動後に膝関節痛を訴え、 安静時痛はない。

4. 脛骨神経麻痺を合併することはない。

問題3 【解答】  【柔理】p.357,358        

回外-外旋損傷では前脛腓靭帯は断裂するが、後果骨折と共に外果遠位端が転位するため遠位脛腓関節は離開しないとされている。

ポットおよびデュピュイトラン骨折は、回内・外旋損傷とされている。

問題4 【解答】  【柔理】p.361-363        

踵骨は薄い緻密質上に距骨などとの複雑な形態の関節面を 有するため、関節内骨折となる可能性が高い。

問題5 【解答】  【柔理】p.358-365        

1. 距骨骨折は頸部・体部・後突起部に分類され、頸部骨折が 最も多い。

2. 踵骨骨折は足根骨骨折で最も多く、合併症としては変形治癒やズデック骨萎縮などが挙げられる。

3. 距骨骨折で起こるナウマン症候は骨片の後方転位により、 長母指屈筋腱が牽引され第1趾が屈曲する。

4. 舟状骨粗面は、後脛骨筋の牽引力により裂離骨折が発生する。

柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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