おはようございます、休日は洗濯が楽しみの一つ、西澤です。
さて、本日で生理学の問題は一旦終了です。来月は柔整理論から5問出題していきます。
少し問題数を増やしますが、ただ答を出すのではなくどうしてその答えが正解なのか、間違っているのかを考えながら
全問正解目指してやっていきましょう!!
合格へ応援していきます。
質問等ございましたら、西澤までご連絡ください。
『問題』
問題1 横紋筋で誤っているのはどれか。
1. 強縮による張力は静止長時が最大となる。
2. 姿勢維持は等尺性収縮が主である。
3. 心筋は強縮する。
4. 筋収縮時、細いアクチンフィラメントが太いミオシンフィラメント上を滑走する。
問題2 受容器電位で正しいのはどれか。
1. 刺激の大きさが大きいほど電位は 大きくなる。
2. 全か無かの法則により空間的・時間的加重はない。
3. 活動電位と同じ伝導性の脱分極電位である。
4. 受容器に一定の強さの刺激を繰り返し与えると、電位は大きくなる。
問題3 皮膚感覚とその受容器で正しい 組合せはどれか。
1. 圧 覚 ―――― 膨大部稜
2. 視 覚 ―――― コルチ器
3. 温 覚 ―――― クラウゼ小体
4. 触 覚 ―――― マイスネル小体
『解答解説』
問題1 【解答】 3 【生理】p.275,282
1. アクチンフィラメントとミオシンフィラメントの接触面が多いときが静止長時である。(p.276)
2. 等尺性収縮:抗重力筋など筋の長さを変えずに張力を発生する。関節角度は変わらない。ギブスによる関節固定中でも 可能な収縮。(p.273)
3. 心筋:単収縮のみ。活動電位の不応期が長いので強縮は 起こらない。
問題2 【解答】 1 【生理】p.287
興奮性シナプス後電位・終板電位・受容器電位の特徴
①刺激量に応じて電位が変化する。
②電位の時間的・空間的加重が起こる。
③局所電位であり伝播しない。
4. 繰り返しの刺激で受容器電位の電位は小さくなり、活動 電位の頻度が低下する。この現象を順応という。
問題3 【解答】 4 【生理】p.285
1. 平衡覚:膨大部稜、卵形嚢、球形嚢
2. 聴 覚:コルチ器
3.4. 触・圧覚:マイスネル小体、クラウゼ小体、パチニ小体、ルフィニ小体、メルケル触覚盤
注 クラウゼ小体に温覚や冷覚はない。冷覚・温覚・痛覚の受容器はそれぞれの自由神経終末である。(p.290)
柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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