今日の問題#10

今日の問題#10

おはようございます、佐藤です。

先週から、今年度の「第1回ジャパン模試」より出題しております。

今週も必修問題で、病理学、衛生学・公衆衛生学、関係法規、一般臨床医学です。

問題1 蓄膿で正しいのはどれか。
 1. 肉芽腫を形成する。
 2. フィブリンが析出する。
 3. 体腔に多量の好中球が浸潤する。
 4. 粘液分泌の亢進が著しい。

問題2 医療事故防止の方策で重要なのはどれか。
 1. パターナリズムの確立
 2. 注射針のリキャップ
 3. 個人の過失責任の追及
 4. リスク・マネージメントの構築

問題3 柔道整復師の消極的資格要件はどれか。
 1. 厚生労働大臣の行う国家試験に合格すること。
 2. 懲役以上の刑に処せられたもの。
 3. 成年被後見人である。
 4. 麻薬、大麻又はあへんの中毒者である。

問題4 体温測定の結果、37.0℃以上を持続し、低い時でも平熱にならず、日内変動が1℃以上であった。
 考えられる疾患はどれか。
 1. 髄膜炎
 2. 膠原病
 3. 肺 炎
 4. マラリア

問題1 【解答】 3 【病理】p.67
蓄膿は滲出性炎のうち、化膿性炎に分類され、体腔に多量の好中球が浸潤する。化膿性炎には亜型があり、例えば限局性の好中球浸潤を膿瘍といい、皮下脂肪組織などに多発性微小膿瘍を形成する化膿性炎は蜂窩織炎(蜂巣炎)と称される。
1. 肉芽腫を形成する炎症は肉芽腫性炎とよばれ、類上皮細胞の出現を特徴とする。代表的な疾患に結核、梅毒、ハンセン病、サルコイドーシスなどがある。
2. フィブリンの析出を特徴とするのは線維素性炎であり、滲出性炎に含まれる。線維素性炎は臓器の被膜の炎症やジフテリアで生じ、膠原病の初期変化として出現することもある。
4. 粘液の分泌が著しい粘膜の炎症はカタル性炎とよばれ、これも滲出性炎に分類される。

問題2 【解答】 4 【衛生】p.238
1. パターナリズム:治療等すべてを医師に委ねること。患者は黙って医師の言うことに従うこと。
2. 注射針のリキャップは針刺し事故のもとなので禁止されている。
3. 個人の過失責任の追及だけでは同じ事故が繰り返されることになる。
4. 医療事故が起こりにくいシステムを構築すること。

問題3 【解答】 4 【法規】p.8
柔道整復師の消極的資格要件には麻薬、大麻又はあへんの中毒者、罰金以上の刑に処せられたものなどがあり、厚生労働大臣の行う国家試験に合格することは積極的資格要件である。

問題4 【解答】 2 【臨床】p.54
熱型からすると弛張熱である。これは膠原病でみられる。
1.3. 腸チフス、肺炎、髄膜炎では、体温が持続的に高く、1℃以内の日内変動である。稽留熱である。
4. 周期的発熱、有熱期と無熱期が不規則に繰り返す。

必修問題ということもあり、比較的基本的なものばかりですね。

来週は運動学、リハビリテーション医学、外科学、整形外科学の必修問題です。

柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
 http://jkokushi.jp/