今日の問題28

今日の問題28

おはようございます、佐藤です。

本日も、先週同様平成26年度「第2回ジャパン模試」の
柔道整復学理論より、画像問題を2問出題致します。

【問題1】 18歳の男性。幼い頃より空手を習っている。3時間前、稽古中に誤って右拳を強打し痛みが強いことから接骨院に来所した。
第5指MP関節周辺に腫脹、圧痛を認め、また軋轢音も認められた。整形外科医による画像診断の結果(別冊No.3)を別に示す。
この損傷で正しいのはどれか。

1. 掌側凸変形を呈している。
2. 徒手整復はMP関節を直角位にして施行する。
3. 固定は6~8週間必要である。
4. 整復が不完全だとオーバーラッピングフィンガーを後遺する。

【問題2】 19歳の男性。柔道部に所属している。部活の練習中に柔道で投げられて手をついて負傷し来所した。手をついた際に第1指を強く外転されたという。
第1指基部を中心に腫脹が著明で、第1指の内外転は不能である。来所時のX線画像(別冊No.2)を別に示す。
この損傷で正しいのはどれか。

1. 関節包外骨折である。
2. 遠位骨片は尺側に脱臼する。
3. 整復位の保持は容易である。
4. 第1指を最大外転位で固定する。

【問題1 解答】 2
【解説】
本損傷は画像から中手骨頚部骨折(ボクサー骨折)であることが分かる。
1. 虫様筋・骨間筋の作用により背側凸変形を呈する。
2. 徒手整復の際にMP関節を直角位にするのは側副靭帯を緊張させ、牽引力を有効に伝えるためである。
3. 固定肢位は手関節軽度背屈、MP関節40~70°、IP関節軽度屈曲位で施行する。固定期間は3~5週である。
4. オーバーラッピングフィンガーを懸念するのは中手骨骨幹部骨折、基節骨骨折などが挙げられる。

【問題2 解答】 4
【解説】
この症例は、発生機序とX線画像からベネット骨折(第1中手骨基部掌尺側面の脱臼骨折)が考えられる。この骨折は関節包内骨折で解剖学的整復が求められるが整復位の保持が困難で筋により再転位しやすい。固定は手関節背屈橈屈位で第1指は最大外転位にて固定する。

柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格
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