みなさん、こんにちは。柔道整復師養成学校専科講師のずみやんです。
今日から毎週、私から皆さんに国家試験に合格するためのアドバイスをしていきますね。
この時期、うちの学生から言われるのが、
「今から何やればいいですか?」
ちょっと、ちょっと、国試1か月前なのにさすがに遅すぎないか?
でも、今までは会った瞬間、「今日も先生顔でかくね?」とか言ってdisっていた彼らが、やっとやる気になったのかと思うと、よしよし、何か彼らのために言ってやらねばと思う時期になったと思うのであります。
合格への一番の近道は、「過去問」の使い方。
過去問を「見るだけ」とか。
授業が終わって、数人が学校に残ってみんなで勉強しているなと感心していたら、「番号当てるだけののクイズ大会」だったりとか。
これから約1か月の正しい学習方法は、
①自分の実力で過去問を解いて、答え合わせをする。
②間違った問題や自身のない問題は、問題の選択肢の内容を、教科書に載っている箇所と照らし合わせながらきちんと直す。
③わからない用語があれば、繰り返し書いたり声に出しながら覚える。
これらを繰り返す。
「先生、過去問なんてやっても意味ないじゃないですか」
いやいや、過去問から大きく外れる問題はまだまだ少数。毎年国試終わると、今まで見たことない問題ばかり話題になるけど、国試の問題はすべて1問1点ですから。
むしろ、過去問と似たような問題を取りこぼした方が後悔するでしょ。
「先生、時間ないんですけど」
いやいや、1問5分でやれば、1時間あたり12問、1日4時間やれば約50問、30日あれば1,500問終わってしまうよね。
「あと1か月もある」なのか、「もう1か月しかない」のか、残り同じ1か月でも、考え方ひとつで気持ちや積み重ねられることも違ってくるはず。
残り1か月、悔いのないように頑張りましょう!!