ジャパン国試合格

2/8 本日の5問(柔理)

おはようございます。大石です。

国家試験まで残り22日です!

それでは、本日の問題です。

 

 

問題1 肩甲骨骨折で肩関節前方脱臼との鑑別が必要となるのはどれか。

  1. 関節窩骨折
  2. 外科頸骨折
  3. 烏口突起骨折
  4. 肩峰骨折

 

問題1 【解答】 2 【柔理】p.191-192

肩甲骨頸部では外科頸骨折が多く、上肢は挙上不能であり、外観上肩峰が突出し、その下方が陥凹するため肩関節前方脱臼との鑑別が必要である。

 

問題2 肩関節脱臼に合併する可能性が低い上腕骨近位部骨折はどれか。

  1. 骨頭剥離骨折
  2. 外科頸内転型骨折
  3. 大結節骨折
  4. 小結節骨折

 

問題2 【解答】 2 【柔理】p.192-199

  1. 骨頭剥離骨折は骨頭が逸脱する際に関節窩縁との接触で発生することが多い。
  2. 外科頸内転型骨折は直達外力または内転位で手を衝いての発生が多く、外転位で手を衝いて発生する肩関節前方脱臼に合併する可能性が高いのは外転型である。
  3. 大結節骨折は肩関節前方脱臼時に棘上筋などの牽引で裂離骨折することが多い。
  4. 小結節骨折は肩関節後方脱臼時に肩甲下筋の牽引で発生することがある。

 

問題3 上腕骨の骨折と神経麻痺との組合せで正しいのはどれか。

  1. 上腕骨外科頸骨折 ―― 橈骨神経麻痺
  2. 上腕骨骨幹部骨折 ―― 尺骨神経麻痺
  3. 上腕骨顆上骨折 ――― 正中神経麻痺
  4. 上腕骨外顆骨折 ――― 筋皮神経麻痺

 

問題3 【解答】 3 【柔理】p.192-215

1.上腕骨外科頸骨折では腋窩神経損傷を合併することがある。

2.上腕骨骨幹部骨折では橈骨神経損傷を合併することがある。

4.上腕骨外顆骨折では骨折後、成長障害に伴う外反肘形成により遅発性尺骨神経麻痺を生じることがある。

 

問題4 上腕骨骨幹部骨折後に感覚障害が発生する部位はどれか。

  1. 2指と第3指の指尖部
  2. 12中手骨間の背側部
  3. 前腕の外側部
  4. 4指の尺側部

 

問題4 【解答】 2 【柔理】p.204

上腕骨骨幹部後面には橈骨神経溝があるため、骨幹部骨折では橈骨神経麻痺を合併することがある。橈骨神経麻痺では、第12中手骨間の背側部(固有支配領域)に感覚障害が生じる。

1.は正中神経、3.は筋皮神経(外側前腕皮神経)、4.は尺骨神経の障害でそれぞれ感覚障害が生じる。

 

問題5 上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。

  1. 遠位骨片端で肘関節屈側の皮膚を損傷する。
  2. 整復直後の適否の評価は運搬角(CA)を用いる。
  3. 前方傾斜角(TA)の増加は屈曲障害となる。
  4. 多くは内反内旋変形を後遺しやすい。

 

問題5 【解答】 4 【柔理】p.212-213

  1. 合併症で皮膚損傷があり、近位骨片端にて肘関節屈側の皮膚を損傷する。
  2. 整復直後の適否は前後像ではバウマン角(BA)を用いる。これは、整復位が肘関節屈曲位のためである。
  3. 後遺症での屈曲障害は前方傾斜角(TA)の減少が不完全に整復されたために起こる。
  4. 顆上骨折での後遺症に内反肘・外反肘ともに挙げられるが、上腕骨内側部の骨膜が厚いことから、内反内旋変形を後遺しやすい。

 

いかがでしたか。

間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。