2/23 本日の5問(柔理)

2/23 本日の5問(柔理)

おはようございます。大石です。

国家試験まで残り7日です!いよいよ一週間前となりましたね。

それでは、本日の問題です。

 

問題1 13歳の女子。マラソン大会の練習に励んでいたが、左足内果前方部の内側縦アーチ頂上付近に疼痛が出現し来所した。同部に豆粒大の硬い腫瘤を触知し、その部分を圧迫すると強い圧痛を認めた。さらに、内側縦アーチの低下がみられ、最近体重が増加したとのことである。誤っているのはどれか。

  1. 運動量増加が原因の一つである。
  2. 前脛骨筋が関与する。
  3. 下腿屈筋群のストレッチを指導する。
  4. 足底板を挿入する。

 

問題1 【解答】 2 【柔理6p.453

有痛性外脛骨は、1015歳の女性に多く、内側縦アーチの低下や体重増加、運動量増加が関係すると言われているものである。

  1. 体重の増加や運動量の増加が有痛性外脛骨の発生因子として考えられている。
  2. 舟状骨に停止する筋であり、内側縦アーチ保持に関与するのは後脛骨筋である。
  3. 後脛骨筋は下腿屈筋群であるため、ストレッチで筋の柔軟性を得ることは重要である。
  4. 内側縦アーチ低下を補助するために足底板を挿入する。

 

問題2 骨折の外力の働き方による分類で横骨折となるのはどれか。

  1. 屈曲骨折
  2. 圧迫骨折
  3. 剪断骨折
  4. 捻転骨折

 

問題2 【解答】 3 【柔理5p.28-30

  1. 屈曲骨折には第13型があり、第1型では膝に棒を当てて両手で折るような骨折で、「骨片骨折」となる。第2型では生木の枝を折るような骨折で「斜骨折」となる。第3型では桶のタガを両手で押すように、上下が屈曲して上下の1ヵ所もしくは2ヵ所で折れるものである。
  2. 圧迫骨折は、骨が圧迫によって押し潰されるもので、「軸圧骨折、圧潰骨折、噛合骨折・咬合骨折」となる。
  3. 剪断骨折は、引き違い骨折とも呼ばれ、ハサミで切る際のように二つの力が平行に、しかも互いに反対方向かつ密接した力が働き、「横骨折」となる。
  4. 捻転骨折は、長骨の一方が固定された他方に骨を捻転する力が働いたとき、または両端に相反する捻転力が働いたときに発生し、「螺旋状骨折」となる。

 

問題3  異常可動性を証明しにくいのはどれか。

  1. 鎖骨中・外1/3境界部骨折
  2. 上腕骨顆上骨折
  3. 大腿骨頸部内側外転型骨折
  4. 脛骨中・下1/3境界部骨折

 

問題3 【解答】 3     【柔理5p.32,185,207,326,345

骨折の固有症状である異常可動性は、骨折部における可動性であり、骨折したと思われる箇所を動かすと、関節のように動くものである。しかし、異常可動性を証明しにくい骨折として、不全骨折、圧迫骨折、噛合骨折、関節付近での骨折があげられる。

  1. 鎖骨中・外1/3境界部骨折では、異常可動性が著明に現れる。
  2. 上腕骨顆上骨折では、異常可動性が著明に現れる。
  3. 大腿骨頸部内側外転型骨折では、外反股を形成し、骨折面が噛合しているものがほとんどである。
  4. 脛骨中・下1/3境界部骨折では、被覆軟部組織が薄いため、異常可動性などの骨折症状が著明である。

 

問題4 高齢者骨折の特徴で正しいのはどれか。

  1. 疲労骨折の発生が多い。
  2. 青壮年期と比較して骨片の転位が大きい。
  3. 自家矯正能は青年とほぼ同じである。
  4. 骨の粗鬆化が早期に進行する海綿質の割合が高い部位での骨折が多い。

 

問題4 【解答】 4 【柔理5p.23,39-41【柔理6p.40-43

高齢者では骨粗鬆症や骨量の減少があり、わずかな外力でも骨折を起こしやすい状態になっている。また、歩行のバランスが悪くなり転倒しやすくなるといった特徴もある。

  1. 疲労骨折は、スポーツ選手が長時間の疾走や跳躍などの練習を繰り返すことによって発生する。
  2. 青壮年期までの骨折は高度な外力で骨折するため、骨片転位が大きくなり筋などの損傷を伴い骨折症状は高度になる。しかし、高齢者はわずかな外力でも骨折を生じ、骨に付着する筋の筋力も弱いため、骨折端の転位が少ない。
  3. 高齢者は骨の代謝機能が低下しているため骨癒合に時間を要することが多い。
  4. 骨の粗鬆化が早期に進行するのは海綿質である。

 

問題5  骨折の治癒過程で結合組織性骨化を認める時期はどれか。

  1. 炎症期
  2. 仮骨形成期
  3. 仮骨硬化期
  4. リモデリング期

 

問題5 【解答】 3 【柔理6p.46

骨折の治癒過程は炎症期、仮骨形成期、仮骨硬化期、リモデリング期と4つの修復過程を経て治癒する。結合組織性骨化は仮骨内に形成された類骨に骨芽細胞がコラーゲン線維を産生し且つ、ヒドロキシアパタイトが沈着することで石灰化が進展することを指す。これは仮骨硬化期に著明となる。

 

いかがでしたか。

間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。

また、体調には十分注意してください。