ジャパン国試合格

2/2 本日の5問(柔理)

おはようございます。大石です。

国家試験まで残り28日となりました。

それでは、本日の問題です。

 

問題1 月状骨脱臼で誤っているのはどれか。

  1. 手関節軽度背屈位で手掌を衝き発生する。
  2. 20~50歳の男性に好発する。
  3. 掌側脱臼となる場合が多い。
  4. 示指や中指掌側に神経症状を合併することがある。

 

問題1 【解答】 1 【柔理】p.278-279       

  1. 手関節背屈位で、高所から転落して手をつくなどの強大な外力により手関節が過度に背屈され発生する。なお、月状骨が橈骨と正常な位置関係を維持し、周囲の手根骨が背側、橈側、近位側に転位しているものは月状骨周囲脱臼であり、月状骨のみが掌側に脱臼するものが月状骨脱臼である。
  2. 選択肢記載の通り、正しい。
  3. 関節背屈時に荷重がかかり、橈骨長軸の軸圧により月状骨が手関節掌側方向へ脱転する。
  4. 正中神経を圧迫することがあり、整復が遅延するほど障害を残しやすい。

 

問題2 股関節脱臼において下肢が屈曲、内転、内旋位で弾発性固定するのはどれか。

    1. 坐骨脱臼
    2. 恥骨上脱臼
    3. 恥骨下脱臼
    4. 中心性脱臼

     

    問題2 【解答】 1 【柔理】p.368-375 

    股関節脱臼は、後方脱臼(腸骨脱臼、坐骨脱臼)、前方脱臼(恥骨上脱臼、恥骨下脱臼)、中心性脱臼に分類される。

    1.後方脱臼では、股関節が屈曲、内転、内旋位となる。その程度は坐骨脱臼で著明となる。

    2.3.前方脱臼では、股関節が屈曲、外転、外旋位となり、その程度は恥骨下脱臼で著明となる。

    4.中心性脱臼は、大腿骨頭が寛骨臼蓋底を骨折させ、骨盤内にめりこんだ状態となる。

     

    問題3 膝蓋骨外側脱臼の素因で誤っているのはどれか。

    1. Q角(Q-angle25
    2. FTA(大腿脛骨角)185
    3. 全身関節弛緩
    4. 大腿骨前捻角過剰

     

    問題3 【解答】 2 【柔理】p.375       

    膝蓋骨脱臼は外側脱臼が多く、膝蓋骨・大腿骨遠位部の形態異常や外反膝、Q角の増大、大腿骨頸部過度前捻、全身の関節弛緩といった要因が助長する。

    Q角の正常値は約15度でFTAの正常値は約176度である。

     

    問題4 顎関節症で靱帯障害はどれか。

    1. Ⅰ型
    2. Ⅱ型
    3. Ⅲ型
    4. Ⅳ型

     

    問題4 【解答】 2 【柔理】p.140−143       

    顎関節症はⅠ〜Ⅴ型に分類される。

    Ⅰ型:咀嚼筋障害

    Ⅱ型:関節包、靱帯障害

    Ⅲ型:顎関節内障ともいわれ、関節円板の障害

    Ⅳ型:変形性顎関節症

    Ⅴ型:Ⅰ〜Ⅳ型に該当しないもの。精神心理的要因が関与する。

     

    問題5 過労性障害でないのはどれか。

    1. リトルリーガー(little leaguer’s)肘
    2. パンナー(Punner)病
    3. ランナー(runner’s)膝
    4. 鵞足炎

     

    問題5 【解答】 2 【柔理】p.295,296,307,399-401       

    1. 少年期の過剰な投球動作により発生する。
    2. 510歳の男子に好発する。上腕骨小頭の壊死で、一般にスポーツ歴や外傷歴はない。
    3. 腸脛靱帯炎。ランニングなどの膝関節の屈伸の繰り返しや内反膝が発生要因と考えられている。
    4. 縫工筋、薄筋、半腱様筋の付着部に繰り返しの牽引や、脛骨内側部と鵞足との間にある鵞足包に摩擦が起こることで生じる。外反膝も要因と考えられている。オーバーユースによって生じる。

     

    いかがでしたか。

    間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。