ジャパン国試合格

2/17 本日の5問(柔理)

おはようございます。大石です。

国家試験まで残り13日です!

それでは、本日の問題です。

 

問題1  肩甲骨骨折と関与する筋との組合せで正しいのはどれか。

  1. 上角骨折 ――――― 肩甲下筋
  2. 肩峰骨折 ――――― 三角筋
  3. 下角骨折 ――――― 小円筋
  4. 烏口突起骨折 ――― 上腕二頭筋長頭

 

問題1 【解答】 2 【柔理5p.191-92

  1. 上角骨折は肩甲挙筋により近位骨片が内上方へ転位する。
  2. 肩峰骨折は三角筋により裂離することがある。
  3. 下角骨折は大円筋や前鋸筋により前外上方に転位する。
  4. 烏口突起は小胸筋や上腕二頭筋の短頭が付着しており、骨折では前腕回外位で肘関節を屈曲すると疼痛が誘発される。

 

問題2  受傷部位に隣接した関節に運動制限を認めにくいのはどれか。

  1. 骨片を伴う上腕骨骨頭骨折
  2. 回転転位した上腕骨解剖頸骨折
  3. プルオフ(pull off)型上腕骨外顆骨折
  4. ファットパッド(fat pad)サインのある上腕骨顆上骨折

 

問題2 【解答】 3 【柔理5p.193,194,207,214

  1. 骨片が肩関節に介在した上腕骨骨頭骨折は亀裂型の骨折と比較して、肩関節の運動制限が強く発現する。
  2. 骨頭が回転転位した上腕骨解剖頸骨折は噛合した骨折と比較して肩関節の運動制限は強く発現する。
  3. 上腕骨外顆骨折ではプッシュオフ型に比べプルオフ型は関節面の一部が破綻しても蝶番関節部の機能が比較的保たれるため、肘関節の運動は可能なことが多い。
  4. 上腕骨顆上骨折は若木骨折であっても肘関節の運動制限が発現しやすく、ファットパッドサインを伴う際には高度に肘関節が過伸展されたにも関わらず、関節包が破れていない状態であり、転位を認める可能性も高いため、高度な肘関節運動制限を認める可能性が高い。

 

問題3 青年期に好発するのはどれか。

  1. 上腕骨内側上顆骨折
  2. 上腕骨顆上骨折
  3. 上腕骨通顆骨折
  4. 上腕骨外顆骨折

 

問題3 【解答】 1 【柔理5p.205-216

上腕骨遠位端部の骨折は幼少年期に好発することが特徴とされているが、内側上顆骨折のみは少年期から思春期に好発する。

  1. 上腕骨内側上顆骨折は骨端核が存在する少年期から思春期に限定的に発生することが知られている。
  2. 上腕骨顆上骨折は最も発生頻度が高く、フォルクマン拘縮や内反肘にも留意が必要である。
  3. 上腕骨通顆骨折は顆上骨折に準じて発生するが、成長軟骨板を損傷することによる高度な内反肘に留意が必要である。
  4. 上腕骨外顆骨折は小児骨折中、最も偽関節となりやすく、更に外反肘を後遺しやすい。

 

問題4  前腕骨骨折で正しい組合せはどれか。

  1. 肘頭骨折 ――― 小児に好発する。
  2. ガレアジ(Galeazzi)骨折背側型 ――― 遠位骨片は掌側に屈曲転位する。
  3. ガレアジ(Galeazzi)骨折 ――― 後遺症に下垂指がある。
  4. モンテギア(Monteggia)伸展型骨折 ――― 尺骨の後方凸変形を呈する。

 

問題4 【解答】 2 【柔理5p.221,224-227

前腕骨部の骨折は2本の骨を有することから治療が困難なことが多い部位である。また、骨折部と筋付着部の位置関係により骨片転位が変化することから筋を熟知する必要がある。

  1. 肘頭骨折は小児にはまれで成人に多く発生する骨折で上腕三頭筋により延長転位を呈する。
  2. ガレアジ骨折は尺骨頭の転位方向により背側型と掌側型と分類される。背側型では橈骨遠位骨片は掌側に屈曲転位し、尺骨頭は背側に脱臼した背側凸変形を呈する。
  3. ガレアジ骨折は橈骨骨幹部中央・遠位1/3境界部付近の骨折と尺骨頭の脱臼を合併したものである。尺骨頭の脱臼により合併症に尺骨神経の損傷がある。
  4. モンテギア骨折は尺骨骨幹部上・中1/3境界部の骨折と橈骨頭の脱臼を合併したものである。多くは尺骨が前方かつ外方凸に屈曲変形を呈し、橈骨頭は前外方に脱臼した伸展型(前方型)である。

 

問題5  橈・尺両骨骨幹部骨折の固定法で正しいのはどれか。

  1. 円回内筋付着部より近位骨折では肘関節直角屈曲位、前腕回外位で固定する。
  2. 円回内筋付着部より近位骨折では肘関節鋭角屈曲位、前腕回内位で固定する。
  3. 円回内筋付着部より遠位骨折では肘関節直角屈曲位、前腕回内位で固定する。
  4. 円回内筋付着部より遠位骨折では肘関節鋭角屈曲位、前腕回外位で固定する。

 

問題5 【解答】 1 【柔理5p.230

前腕骨骨幹部骨折で橈・尺両骨骨幹部骨折では、それぞれの単独骨折よりも治療が困難であり、治療日数も長期を要する。

1.2.円回内筋付着部より近位骨折の固定肢位は、肘関節直角屈曲位、前腕回外位にて固定する。

3.4.円回内筋付着部より遠位骨折の固定肢位は、肘関節直角位、前腕回内回外中間位である。

 

いかがでしたか。

間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。