2/12 本日の5問(柔理)

2/12 本日の5問(柔理)

おはようございます。大石です。

昨日の模試を受験された方は見直しをしていますか?

国家試験まで残り19日です!

1問でも多くの問題を解いて、本番に備えてください。

それでは、本日の問題です。

 

問題1 膝の離断性骨軟骨炎の好発部位はどれか。

  1. 大腿骨内側顆
  2. 大腿骨外側顆
  3. 脛骨内側顆
  4. 脛骨外側顆

 

問題1 【解答】 1 【柔理】p.395-396

大腿骨内側顆の発生がもっとも多く、6070%を占める。病巣が離断して遊離体になると引っかかりやクリック、ロッキングを訴える。

 

問題2 足根洞症候群で正しいのはどれか。

  1. ガングリオンが原因となる。
  2. 足の内側の疼痛がみられる。
  3. 足底部の感覚異常がみられる。
  4. 後足部の倦怠感がある。

 

問題2 【解答】 4 【柔理】p.410-413  p.438

1.ガングリオンが原因となるのは足根管症候群である。

2.足の外側の疼痛がみられる。

3.足底部の感覚障害は足根管症候群などでみられる。

足根洞症候群は足関節捻挫後等に経時的に4.後足部の倦怠感や不安定感、足根洞の外側開口部の圧痛などが生じる。

 

問題3 10歳の女子。雲梯で遊んでいた際に右手を滑らせ左肩の側面を地面に衝いた。以来、自動運動は不能で、運動時に激痛があるため、近隣の接骨院に来所した。外観では特に変形は認めないが腫脹と自発痛が著しく、上肢は下垂し内旋位を保持している。症状から骨折の可能性が高いため、上肢が動揺しない状態で堤肘し、医療機関での施術継続を依頼した。医療機関では整復の必要はないが固定肢位の変更を指示された。推奨される固定肢位はどれか。

  1. ハンギングキャスト法
  2. リング固定法
  3. 敬礼位固定法
  4. セイヤー(Sayre)絆創膏固定法

 

問題3 【解答】 3 【柔理】p.188,189,197,199

本症例は発生機序や症状から上腕骨近位骨端線離開と考えられる。

  1. ハンギングキャスト法は上腕骨外科頸骨折などに用いられるが、発生機序から骨折部位に内転力が作用していると考えられることと、低年齢のため、適応から除外される。
  2. リング固定法は鎖骨骨折の胸郭の拡大を目的とするため、適応から除外される。
  3. 敬礼位固定法は肩関節を外転位としてその他の関節も良肢位を保つため、この外傷で最も推奨される固定肢位である。
  4. セイヤー絆創膏固定法は鎖骨骨折の近位骨片を患肢の重量で圧迫する固定法であるため、適応から除外される。

 

問題4 61歳の男性。自転車走行中に転倒し来所した。初検時、右上腕中央部付近に疼痛を訴えている。触診において上腕中央部に明確な前外方凸変形を触知し、上腕長が短縮していた。正しいのはどれか。

  1. 異常可動性は認められない。
  2. 腫脹は軽度である。
  3. 近位骨片は大胸筋、大円筋、広背筋の作用により転位している。
  4. 肩関節外転70度、水平屈曲3045度、肘関節直角位で固定する。

 

問題4 【解答】 4 【柔理】p.199-203

この症例は上腕骨骨幹部骨折の三角筋付着部より遠位での骨折である。上腕部の前外方凸変形や上腕長の短縮により完全骨折と判断できる。近位骨片の骨片転位は、三角筋の作用により前外上方転位。遠位骨片は上腕二頭筋や上腕三頭筋の作用で後上方転位を呈する。よって固定肢位は4の肢位で固定を行う。

 

問題5 17歳の男性。高校の部活動で柔道部に所属している。2日前の練習で投げられた際に手掌をつき、手関節部を負傷した。疼痛が軽度であったためアイシングで様子をみていたが、手関節を動かすと痛みが出現するため、接骨院へ来所した。来所時の症状は手関節の軽度腫脹、運動痛、握力低下であった。また、長母指伸筋腱の橈側にあるくぼみを押すと著明な圧痛を訴えた。確認のため近隣の整形外科を受診し単純レントゲン撮影をしたところ、骨折線の確認はできなかった。正しいのはどれか。

  1. 長母指伸筋腱の断裂が疑われる。
  2. 1週間後に再び単純レントゲン撮影を行う。
  3. 月状骨脱臼を見落としている可能性がある。
  4. 早期復帰を目指し運動療法を開始する。

 

問題5 【解答】 2 【柔理】p.239-244

問題文中にある「長母指伸筋腱の橈側にあるくぼみ」はスナフボックスを意味しており、同部位の圧痛、その他の理学所見、受傷原因などから、本症例では舟状骨骨折が疑われる。舟状骨骨折の特徴としては受傷初期には単純レントゲン撮影で骨折線などの異常像を認めないことがあり、注意が必要である。スナフボックスの圧痛がみられる場合は、舟状骨骨折を疑い、医師の指示のもと後日にもう一度単純レントゲン撮影を依頼することが望ましい。

1.長母指伸筋腱断裂は、コーレス骨折に続発することが多く、舟状骨骨折や手関節の捻挫後に発生する可能性もあるが、一般的には数週間から数か月経過後に発生することが多く、2日後の発生は考えにくい。

3.月状骨脱臼は正中神経圧迫による指尖のシビレ感や前後径の増大、単純レントゲン撮影で異常像を認めないことなどから鑑別が可能である。

4.舟状骨骨折を疑う場合、画像による確定診断が出るまで、積極的な運動療法は控えた方がよい。

 

いかがでしたか。

間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。