おはようございます。大石です。
いよいよ国家試験まであと30日となりました!!
体調を崩さないように、自己管理はしっかり行ってくださいね。
ここからは、いかにたくさんの問題を解くかが重要となります。
国家試験当日に、見たことも聞いたこともないような問題に遭遇しないために、
この1か月は、たくさん問題を解いていきましょう。
明日から国家試験前日まで、毎日問題を出題していきます。
こちらも合わせて解いてみてください。
それでは、本日の問題です。
問題1 大腿骨近位部骨折で関節包内骨折はどれか。
- 転子貫通骨折
- 大転子単独骨折
- 中間部骨折
- 小転子単独骨折
【解説】問題1 【解答】 3 【柔理】p.322-323
大腿骨近位部骨折での関節包内骨折は、骨頭部骨折、骨頭下骨折、3.中間部骨折がある。
1.転子貫通骨折、2.大転子単独骨折、4.小転子単独骨折は転子部骨折に分類され関節包外骨折である。
問題2 正しいのはどれか。
- 大腿骨顆上屈曲型骨折の近位骨片は前外方に転位する。
- 大腿骨遠位骨端離開伸展型の固定肢位は膝関節伸展位とする。
- 脛骨顆間隆起骨折は青年期に好発する。
- 脛骨外顆骨折では外反膝を呈する。
【解説】問題2 【解答】 4 【柔理】p.332-343
- 大腿骨顆上屈曲型骨折の近位骨片は大内転筋,大腿四頭筋の作用で前内方に転位する。
- 大腿骨遠位骨端離開伸展型の固定肢位は膝関節90°屈曲位とする。
- 脛骨顆間隆起骨折は10歳前後の小児に発生する。
問題3 膝蓋骨骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力での受傷は縦骨折が多い。
- 腱膜下骨折では膝伸展が不能となる。
- 整復は近位骨片に遠位骨片を合わせる。
- 固定は関節内血腫が著明な場合は血腫消退後に再固定を行う。
【解説】問題3 【解答】 4 【柔理】p.338 【柔実】p.306-307
- 介達外力での受傷は横骨折が多い。
- 腱膜が完全に離断された場合に膝関節は伸展不能となる。
- 本症は遠位骨片に近位骨片を合わせる。
- 再転位を防止するため、血腫消退後に再固定を行う。
いかがでしたか。
間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。
次回の更新は明日です。