おはようございます。大石です。
国家試験まで残り37日です!
それでは、本日の3問を紹介致します。
問題1 ゴルフスイングによって発生する肋骨骨折の好発部位はどれか。
- 肋骨角
- 肋骨結節
- 肋骨頭
- 肋骨頚
【解説】問題1 【解答】 1 【柔理】p.191-193
ゴルフスイングなどで起こる肋骨の疲労骨折は、第5・6肋骨の肋骨角に発生する。
問題2 骨折と合併症の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 鎖骨中・外1/3部骨折――変形治癒
- 上腕骨骨幹部骨折――――正中神経損傷
- 上腕骨外顆骨折―――――内反肘
- 手舟状骨腰部骨折――――偽関節
【解説】問題2 【解答】 1,4 【柔理】p.225,259,273,315
- 鎖骨骨折の合併症には変形治癒、偽関節、過剰仮骨形成などがある。
- 上腕骨骨幹部骨折の合併症では、骨幹部に橈骨神経が近接して走行しているため橈骨神経損傷がある。
- 上腕骨外顆骨折では成長障害に伴う外反肘形成が多く発生する。非常にまれではあるが過成長により内反肘を形成することがある。
- 舟状骨骨折の早期の固定除去は偽関節を生じやすく注意が必要である。
問題3 外力の作用した部位から最も離れた部位に骨折が生じるのはどれか。
- 上腕骨解剖頸骨折
- 上腕骨外科頸外転型骨折
- 上腕骨骨幹部骨折
- 上腕骨顆上屈曲型骨折
【解説】問題3 【解答】 2 【柔理】p.194-195,200,205
- 解剖頸骨折は高齢者が肩を衝いた際に発生することが多い。
- 外科頸骨折は転倒時に手や肘を衝いて発生することが多い
- 骨幹部骨折は衝突や強打により外力が作用した部位で発生することが多い.
- 顆上屈曲型骨折は肘部を衝いて発生することが多い。
いかがでしたか。
間違っていた部分は教科書で確認してくださいね。
次回の更新は月曜日です。