D:礼法

D:礼法

続いて「D:礼法」です。

○1.礼法の意義

・礼は、人と交わることに当たり、まずその人格を尊重し、これに敬意を表すること、また、社会秩序を保つためのものであり、礼法はこの精神をあらわす作法である。

・精力善用・自他共栄の道を学ぶ柔道人は、礼法を正しく守ることが重要である。

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○2.立礼と坐礼

・柔道の礼には立礼(りつれい)と(ざ)(座)礼(れい)がある。また、それぞれには通常の礼と、それより深い(低い)拝礼(はいれい)がある。

・立礼は、気をつけの姿勢から上体を約30度曲げ、両手の指先は膝頭の上まで自然に移動させる。頭部を静止させ、ゆっくりと状態を戻す。この一連の動作が約4秒間である。

・坐礼は、正座の姿勢から肘を開かずに、指先を内側に向けて両手を前に出し、畳から約30㎝のあたりまで上体を下げる。このとき両手の人差し指の間は6㎝とする。

・拝礼について、立礼の場合は上体を約45度に曲げ、両手は膝頭まで下ろし、頭部を静止させる。この一連の動作は約4秒間である。

・坐礼の場合の拝礼は、両手の人差し指と親指を接するようにし、額(ひたい)部を手の甲(人差し指と親指の間)まで上体を曲げる。このときに前腕全体を畳に接するようにする。

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○3.座り方・立ち方

・気をつけの姿勢はかかとをつけて膝を伸ばし、両腕は体側につける。両足が約60度になるようにつま先を開く。

・座るときは、左膝からつき、続いて右膝をつき、最初は足の指先を立てたままにする。続いて足を寝かせ、親指を重ねるようにして座る。

・正座の姿勢は、体をまっすぐに保って座り、両手は両大腿部近位に引きつけて指先をやや内側に向けておく。このとき、両膝の間隔はこぶし2つ分とする。

・立ち上がるときは、まず足の指先を立て、右足、続いて左足と立ち上がる。

最後は「E:受け身」です。